・今回は英国在住中(~2019.3)に確保した食材を使った料理を持込んだ
・この記事では持込み品一覧を紹介
キノコのチーズクリームソース(ヤバいソース)
美味しい味がするものだけを詰め込んだらこうなる、を試した一品。クロアチア産ポルチーニ&白トリュフ、日本産モリーユ&タマゴタケをふんだんに使用。
英国自家醸造エルダーフラワーワインと自家製の山菜・野菜ブイヨンで煮込んで持ち込み。
当日、会の途中で加温して、そこに生クリームと溶けるチーズ、白トリュフペーストを混ぜて提供。
食べると衝撃的な感覚がする。
#野食会2019夏— 香緒 (@kao_0110) July 14, 2019
今回の1番の暴力はこれ
モリーユ、ポルチーニ、タマゴタケ、トリュフのクリーム煮
アミガサこんなに人参みたいに入ってるの目のバグかな?と思う
箸入れたら2.3個アミガサが掴めてしまう(もちろん1個だけ取る)
残った汁は誰か米を!と炊かせ、リゾットぽく頂いた。うめぇ。 pic.twitter.com/cPa07JBwXZ
英国産木の実のシロップ・ジャム
英国在住中に集めた食べられる花・木の実を使ったシロップとジャム。材料は砂糖漬けにして日本に持ち帰ったもの(漬物は植物検疫免除の故)。
材料とグラニュ糖をチャック袋に入れ炊飯器で一晩保温し、抽出したシロップを消毒したビンに詰め、炭酸水とともに持ち込み。
一部はレモン果汁を加えて果実と煮詰めてジャムにして、ミニクラッカーとともに持ち込んだ。
ラベリングが完了しておらず、最後は自分でもどれがどれだかわからなくなる事態に…
Elder Flower(セイヨウニワトコの花) マスカットのような甘い香りの上品な味。オススメ!
Elder Berry(セイヨウニワトコの実) 良い赤ワインのような濃厚な味
Darwin's Barberry(和名の無いメギ科の低木の果実) 甘酸っぱい飲みやすい味
Oregon Grape(ヒイラギメギの果実) 少しクセのあるオトナな味
Crab Apple(イヌリンゴの一種の果実) 甘酸っぱいリンゴの香りと味
Dog Rose(イヌバラの果実) 甘いローズヒップティーの香り
Scotch Rose(黒いローズヒップ) 甘いローズヒップティーの香り
Wild Cherry(セイヨウミザクラの柄つき果実) チェリーと桜餅のような香り
Walnut(ペルシャグルミの若い果実) はじめ甘酸っぱく後味に渋みがある新しい味
英国産山菜の醤油漬け
英国在住中に収集した食べられる野草の漬物。材料をさっと茹でて醤油漬けにして日本に持ち帰ったもの。
にんにくの香りがうつった漬け醤油は当日いくつかの野食料理の調味料となった模様。
Ramsons(クマニラの若い果実) にんにくの香りがするプチプチ食感の果実。オススメ!
Ramsons(クマニラの若葉) にんにくの香りがする葉
Crow Garlic(和名の無いにんにくの芽のような野草) にんにくの芽のような食感と味英国自家醸造ワイン
英国では自家醸造は適法だったのでトライし、完成後発酵を止めて日本に持ち帰ったもの。完成度は低く、市販ワインの素晴らしさを思い知ったが、今回話題性があるかも?と持ち込み。
当日会場で写真を撮り忘れたため、写真は英国で撮ったもの。
今回持っていったのはまだマシな味の三種類。
Black Berry Wine(ブラックベリーワイン) 甘いデザートワイン風
Sloe Wine(スピノサスモモワイン) 甘いデザートワイン風
Elderflower Sparkling Wine(セイヨウニワトコのスパークリングワイン) 炭酸が抜けてしまい、マスカットのような甘い香りはするが味はただ酸っぱくてマズいアルコール液。
日本産野食材を使った品
帰国後に収集した山菜や木の実を使ったもの。クサイチゴのシロップ・ジャム イチゴそっくりの味で美味しい。ジャムは種がプチプチ。
モミジイチゴのジャム 果実ごとジャムにした甘酸っぱい味。
ヤマウドのジャム 野心作。甘いジャムにウドの香りが鼻を抜ける。
ギョウジャニンニク醤油漬け Ramsons(クマニラ)との食べ比べ用に持ち込み。
ウワバミソウのムカゴのだし漬け コリコリヌルヌルして個人的に好きなので水煮を買って漬けた。
生タマゴタケ 朝採りフレッシュ品。会場でバターソテーになった模様。