7/15/2019

野食会2019夏に持込んだ料理一覧

茸本朗氏主催の野食会に3度目の参加!
・今回は英国在住中(~2019.3)に確保した食材を使った料理を持込んだ
・この記事では持込み品一覧を紹介












キノコのチーズクリームソース(ヤバいソース)

美味しい味がするものだけを詰め込んだらこうなる、を試した一品。
クロアチア産ポルチーニ&白トリュフ、日本産モリーユ&タマゴタケをふんだんに使用。
英国自家醸造エルダーフラワーワインと自家製の山菜・野菜ブイヨンで煮込んで持ち込み。
当日、会の途中で加温して、そこに生クリームと溶けるチーズ、白トリュフペーストを混ぜて提供。
食べると衝撃的な感覚がする。



英国産木の実のシロップ・ジャム

英国在住中に集めた食べられる花・木の実を使ったシロップとジャム。
材料は砂糖漬けにして日本に持ち帰ったもの(漬物は植物検疫免除の故)。
材料とグラニュ糖をチャック袋に入れ炊飯器で一晩保温し、抽出したシロップを消毒したビンに詰め、炭酸水とともに持ち込み。
一部はレモン果汁を加えて果実と煮詰めてジャムにして、ミニクラッカーとともに持ち込んだ。
ラベリングが完了しておらず、最後は自分でもどれがどれだかわからなくなる事態に…

Elder Flower(セイヨウニワトコの花) マスカットのような甘い香りの上品な味。オススメ!
Elder Berry(セイヨウニワトコの実) 良い赤ワインのような濃厚な味
Darwin's Barberry(和名の無いメギ科の低木の果実) 甘酸っぱい飲みやすい味
Oregon Grape(ヒイラギメギの果実) 少しクセのあるオトナな味
Crab Apple(イヌリンゴの一種の果実) 甘酸っぱいリンゴの香りと味
Dog Rose(イヌバラの果実) 甘いローズヒップティーの香り  
Scotch Rose(黒いローズヒップ) 甘いローズヒップティーの香り
Wild Cherry(セイヨウミザクラの柄つき果実) チェリーと桜餅のような香り
Walnut(ペルシャグルミの若い果実) はじめ甘酸っぱく後味に渋みがある新しい味




英国産山菜の醤油漬け

英国在住中に収集した食べられる野草の漬物
材料をさっと茹でて醤油漬けにして日本に持ち帰ったもの
にんにくの香りがうつった漬け醤油は当日いくつかの野食料理の調味料となった模様。

Ramsons(クマニラの若い果実) にんにくの香りがするプチプチ食感の果実。オススメ!
Ramsons(クマニラの若葉)  にんにくの香りがする葉
Crow Garlic(和名の無いにんにくの芽のような野草) にんにくの芽のような食感と味















英国自家醸造ワイン

英国では自家醸造は適法だったのでトライし、完成後発酵を止めて日本に持ち帰ったもの。
完成度は低く、市販ワインの素晴らしさを思い知ったが、今回話題性があるかも?と持ち込み。
当日会場で写真を撮り忘れたため、写真は英国で撮ったもの。
今回持っていったのはまだマシな味の三種類。

Black Berry Wine(ブラックベリーワイン) 甘いデザートワイン風
Sloe Wine(スピノサスモモワイン) 甘いデザートワイン風
Elderflower Sparkling Wine(セイヨウニワトコのスパークリングワイン) 炭酸が抜けてしまい、マスカットのような甘い香りはするが味はただ酸っぱくてマズいアルコール液。
















日本産野食材を使った品

帰国後に収集した山菜や木の実を使ったもの。

クサイチゴのシロップ・ジャム  イチゴそっくりの味で美味しい。ジャムは種がプチプチ。
モミジイチゴのジャム  果実ごとジャムにした甘酸っぱい味。
ヤマウドのジャム  野心作。甘いジャムにウドの香りが鼻を抜ける。
ギョウジャニンニク醤油漬け  Ramsons(クマニラ)との食べ比べ用に持ち込み。
ウワバミソウのムカゴのだし漬け  コリコリヌルヌルして個人的に好きなので水煮を買って漬けた。
生タマゴタケ  朝採りフレッシュ品。会場でバターソテーになった模様。

















5/27/2017

現金・カード・送金手段は早め準備

・現地通貨・デビットカード・クレジットカード・日本からの送金手段の三種類を準備
・渡航直後用と落ち着いてから用に分けて考える
・口座開設等で時間がかかるので早めに準備を

5/21/2017

スマホとアプリに慣れておくべし

スマホはSIMフリーのものを。
アプリは事前に操作に慣れておく。
入れると便利なAndroidアプリを紹介。

5/17/2017

持ってきてよかった食べ物9選

日本食は現地でも十分に調達可能。
しかし移住直後は購入もままならない。
日本から持ってきて特に良かった食べ物を紹介。

食べ物・薬・消耗品は手で運べ

理由 ①量の制限 ②関税 ③VAT(消費税)
梱包 現地ですぐ使える方法がオススメ
運搬 今後も使えるアウトドアワゴンがオススメ


5/01/2017

家にあるものを4つに仕分ける

・必要なものリストと照合し、持っていないものは手に入れる
・運び方を決める
・リスト外のものの取り扱いを決める

7つのシーンで荷物を厳選する

・生活を7つのシーンに分ける
・各シーンのニーズを挙げる
・必要なものを考える

4/30/2017

国外移住で考えるべき5つのこと

・移住生活に大切なのは、健康に生活できて、いざとなれば帰れること
・移住に必要なのは、移動手段の手配と事務手続き
・それぞれでやることの例を挙げた

12/19/2016

2016年12月 野食会に参加しました


・茸本氏(野食ハンマープライス)主催の野食会に参加(二回目)
・果実酒やシロップ、ジャム、タルト、ケーキを持込
・他の料理のレベルの高さと知らない世界に圧倒
・美味しくて楽しくて今回もまた素晴らしい会だった
・今回は持込品についての記事






11/24/2016

オニグルミは水に一晩漬けてから炒ると割れる

1. 腐った果皮を洗い落とす
2. 水に一晩漬ける
3. 弱火で乾煎りする
4. 隙間にマイナスドライバーを叩き込む
5. 楊枝等でほじって食べる

11/23/2016

こたつで一週間であんぽ柿をつくる


1. 焼酎で消毒しヘタギリギリまで皮をむく
2. 網等に乗せてこたつ(または冷蔵庫)へ
3. ときどきひっくり返しながら乾かす
4. 3日目くらいに柿をもむ
5. 好きなところまで乾かす

11/20/2016

柑橘の皮+炊飯器+こたつで一晩でピールをつくる


一晩放置でOK
1. 四ツ切皮むき
2. 煮て皮をこそぐ
3. 細切りして煮る
4. グラニュ糖と炊く
5. こたつで乾かす
6. グラニュ糖まぶす

11/18/2016

11/13/2016

豪華なのに安い!100均でクリスマスパーティ演出


100均材料中心に空間演出する
1. 天井から風船
2. テーブルクロスで色支配
3. 食器は重ねる
4. 料理は色鮮やかに

スッポンタケ幼菌は酢醤油で食感を楽しむ


ゼリー部に酸味があり、柄以外土臭いので
1. ゆでて切る
2. 酢醤油で漬ける
卵しこしこ、ゼリーぷるぷる、グレバくちゃくちゃ、柄ポリポリ

豪華赤肉メロン4玉+庄内柿32個 山形県飽海郡遊佐町

ふるさと納税の選べるお礼2個のオススメ
1. 赤肉メロン6kg
2. 庄内柿7.5kg
3. 鮭・いくらセット

11/09/2016

コガネタケはバター醤油炒め


コクがありおいしい
しかし中毒することがあるらしい

マテバシイを一晩でどんぐりグラッセ風に


1. 炊飯器でグラニュ糖と炊いて一晩保温
2. グラニュ糖を足して煮る
3. こたつなどで乾かす

藤の実は油で炒めてうまいが有毒


豆を油でよく炒め、皮をむき食べる
もちもちしたソラマメのような味でコクがありうまい
ただし有毒成分含む

11/05/2016

ムベの皮を炊飯器でピールにする


ムベの皮は熱が加わると芳香がして酸味が出る
色々試した結果ピールがおいしかった
1. ワタと皮裏の硬い部分を取る
2. 皮重量半分のグラニュ糖と炊飯器で炊く
3. 炊き上がったらこたつ等で乾かす
4. グラニュ等をまぶす

ホットケーキミックスと炊飯器でかぼちゃケーキ


ハロウィンのかぼちゃグラタンの余った部分をケーキに
1. かぼちゃ100g、同量のホットケーキミックス、卵黄1個、豆乳30ml、マヨネーズ大1をフードプロセッサで粉砕しつつ混ぜる
2. メレンゲをさっくり混ぜる
3. 釜に油を塗り生地を入れて炊く
4. 菜箸を刺し もし生ならまた炊く

ナツハゼの実を炊飯器でシロップとケーキに


近所で10月下旬~11月上旬頃熟す
酸味が強いのでシロップとケーキにした
皮に渋みがあるのでつぶさないこと

10/30/2016

鶏肉10kg 高知県 安芸郡 奈半利町

奈半利町にふるさと納税すると豪華なお礼がもらえる
11000円の寄附で鶏肉10kg に申し込んだ
寄附金は確定申告で控除され、最終的な最低負担額は2000円に抑えられる

10/25/2016

IPOは負けない宝くじ

本日、九州旅客鉄道が上場
募集価格2600円、初値3100円
初値で売れば5万円/100株の利益だった

10/24/2016

10月 クロス取引

10月はめぼしい銘柄が少ない

9603 エイチ・アイ・エス 優待券2000円分他
4666 パーク24 タイムズチケット2000円分

一般信用売 カブドットコム証券
現物買い GMOクリック証券

優待は1月頃到着の予定

10/23/2016

皮が汚いムベのワタは生食がうまい

ムベの皮にはきれいなのと汚いの二種類ある
見る分にはきれいなのが良いが、ワタを食べるなら汚いのが良い
皮が汚いのは、ワタが黄色がかってねっとりとした舌触り、香り高くバンレイシやチェリモアのような芳香がする
皮がきれいなのは、ワタが透明で水っぽく、香りも弱く物足りない
汚いのは生食、きれいなのはジャムに

10/22/2016

シャインマスカット2kg 山梨県南アルプス市


ぶどうといえば赤がおいしいと思っていた
「高尾」のみずみずしさと香りを超えるものはないと

それがシャインマスカットに覆された
テカテカした見かけ倒しとか思ってごめんなさい
プチッとした歯切れと瞬間立ち上る香りは赤ぶどうの追随を許さない

10/20/2016

米60kg 長野県阿南町


2013年、お米10kg/1万円が相場の中、初めて20kg/1万円にしたのは阿南町だった
約半年で品切れになったニュースが流れ、さらに人気上昇

2014年は事前申込だけで品切れになる熱狂ぶり
他の自治体も追随して増量した

今や20kg/1万円は珍しくなくなっており
2016年は募集開始後すぐに品切れることもなかった

ツルマメはうまいが集めるのが面倒


左がツルマメ、右は茶豆
ツルマメはミニチュアサイズの枝豆で、味も枝豆そっくり
ただ集めるのが面倒…

10/19/2016

2016年ふるさと納税 豪華でオトクなお礼の自治体一覧


ふるさと納税すると名物のお礼をくれる自治体がある
寄附金は税金と相殺される
結果2千円の負担でさまざまな品物をいただくことができる

お礼の量・質 トップレベルのしきい値と、代表的な自治体をまとめた
(断りなき場合1万円寄付時の内容)

がまずみと炊飯器でかんたんシロップ


がまずみの実をシロップと果実酒にした

きぬがさたけ幼菌は食感を楽しむ


殻 :歯ごたえがある 味付けし細かく刻んでふりかけては
寒天 :酸味がある ソースにどうか
グレバ :ベトベトする 無味
グレバ基部 :見た目も食感もハチノスみたい 可能性を感じる
柄 :ポリポリした歯ごたえ メインに

10/16/2016

おしゃれ・安い・かんたん パーティ演出のしかた


茸本さん(野食ハンマープライス)主催の「野食会」参加にあたり、食材の演出を考えた
コンセプトは「おしゃれ」「安い」「かんたん」
テーマは店名「ネコ文壇バー 月に吠える」に因んだもの
こだわりは持ち運びしやすく廃棄しやすいもの

10/09/2016

やまももは虫取り網で採る



1. 虫取り網などで実を集める
2. 水につけて虫出しする
3. 砂糖で煮詰めてシロップ漬けに

キヌガサタケは密封しないと臭い


古いトイレや生ゴミのような臭いがしたら近くにあるかも?
臭いと裏腹に白いレースが美しい

グレバとツボは臭うので柄とレースのみ持ち帰る
グレバは散布されるようにしておくとまた発生するかも

柄とレースだけでも臭うので密封袋に入れるとよいかも
熱湯で処理してしまうのも手か?

やまぐりはチルド室熟成で甘くなる


次回試す用のメモ
1. 汚れを落として一日干す
2. チャック袋に吸湿用の紙とともに入れる
3. チルド室で30日程度熟成させる
4. 鬼皮を剥く
5. 炊飯器で一晩保温
6. 渋皮を剥く

あみがさたけ

春 特徴的な外見

採って虫出ししたら乾燥保存できる

つえたけ

色や大きさは目立たないが、形が特徴的なので、気づくときは気づく
ただし大量発生せず、まとまった量は採れない

傘には滑りがあり、周辺にひだのような模様がある
柄は長く、地中深く伸びている
引っ張るとプチっという感触とともに根が切れる
探すと結構見つかる

むかご

フェンスに絡まっているツルにむかごがなっている
葉が対生であればヤマノイモ
指でつまむだけでポロポロと採れる





















生食できると聞いたが、試すと青臭くてイマイチ
茹でて、ごま油で炒ってから塩をふる

スダジイ、マテバシイ

生でも食べられるほどアクが少ないどんぐり「スダジイ」を見つけたので拾ってきた
特徴はこの外殻
通常のどんぐり帽子ではなく、ピスタチオのような皮に包まれている


生で食べてみるとナッツみたいな感じでイケる
ほかのどんぐりと合わせてはどうかと思い、いくらでも落ちているマテバシイも拾ってきた

殻を洗って一日外で干し、冷蔵庫で10日間ほど寝かせてみた
塩を振ってカラ炒り
香ばしい匂いがしてきたら、火から下ろして自然冷却


水分が飛んで乾物みたいになっちゃった
噛んでいると味が出て来る

マテバシイが予想外においしくてびっくり
アクはまったく感じず、栗のような甘みが感じられる

どちらも冷めると固くなってイマイチ
食べるならあたたかいうちがいい

ひしの実

福岡県大木町が、ふるさと納税のお礼としてヒシの実を送ると知ったので、寄附してみた
限定20組とのことだったが、なかなか品切れになっていなかったので不人気だったのかな

10月上旬に届いた
4袋2kg


生でも食べられるらしいので試してみた
硬い殻を包丁で割る
歯がキュッとする感覚で、粉っぽく、イマイチおいしくない

茹でるより蒸すほうが色がきれいに残りやすいと聞き、蒸してみた
写真左が生、右が圧力鍋で10分蒸したもの
真っ黒
茹でたのと変わらん


温かいうちに塩を振って食べると、ポクポクしておいしい
ソラマメが一番近いと思う
冷めるとイマイチ

殻をむくのが面倒なのでもういいかな…

ミツバアケビ

あけびの実が落ちていたので見上げると、手が届くところに実がなっていた
ひらく直前の実を採集


未熟の実をワタごと輪切りにしてアク抜きし、味噌炒めにしてみた
まだ苦すぎるし種もジャマで失敗


やはり皮と実は分ける
皮はスライサーで薄切りにするか、フードプロセッサで細かくする
水につけ塩でもんで適度にアク抜き
砂糖と醤油とみりんで炒める


ごはんのおかずにちょうどよい味になった


実はジャムに
火にかけるとくず湯のにおいがする
ガーゼで濾し、砂糖とレモンを加える

うらむらさきしめじ

9~10月、笹やぶの根元に茶色の傘


ひっくり返すと、ハッとするほど美しい、明るいむらさき色のひだ


カワムラフウセンタケに似た色合いだが、柄の根元は膨らまず、ひだは密
ひだは傷つくと褐色に変わる

(左の二本はツエタケ)

傘と柄を分け、塩を入れたぬるま湯に10分つけて虫出し


炒めると、傘から黄色ぽい汁が出て来た


そのままだとわずかに苦味を感じた
醤油を垂らすと、おお、ウマイ!
傘はつるんとして、柄はじゃきじゃきしている

熱を加えると、むらさき色は褪せてしまうみたい
冷凍したものを炒めると、全体的に黒っぽくなってしまった
味も冷凍前の方が美味しかったかも